ケトン体が多いと何が問題なのか、そのポインとは

健康診断などでは悪者のように扱われるケトン体。

ケトン体が多いと何が問題なのでしょう。

ケトン体が多いと起こる問題を解説していきます。

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怖いのはアシドーシス

ケトン体が多いと問題となるのはアシドーシスです。

アシドーシスは血液中にケトン体の濃度が高まってしまうことによって血液が酸性側に寄ってしまうことです。

血液は通常、弱アルカリ性に保たれています。

これは代謝物に多い酸性物質を中和したり、電解質の流出を防ぐためです。

しかし、血液が酸性に近くなってしまうと、代謝が正常に行われなくなり生命維持に深刻な問題がでることもあります。

ただし、通常の糖質制限ダイエットでケトン体が増えるぐらいではアシドーシスのリスクはそこまで高くなりません。

糖尿病などの持病がある場合にアシドーシスのリスクが高まります。

糖尿病の場合、インスリンの働きが鈍いので血糖値が高い状態でもケトン体が増えやすくなります。

糖尿病ではこのアシドーシスが起こりやすく、糖尿病治療中はケトン体の濃度は常に注意が払われます。

体感できるデメリットは臭い

ケトン体は糖尿病でも増えますが、糖質制限ダイエットなどでも増えます。

ケトン体が増えたときにに、体感できるものとして臭いがあります。

ケトン体はアセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸、アセトンの総称です。

このうち、アセトンは揮発性と水溶性があるので、呼気や汗などに混じって体外に排出されます。

アセトンは腐敗した果物のような酸味のある臭いが特徴です。

ケトン体が多いとこのアセトン臭がすることがあります。

低糖質ダイエットなどで体臭が気になるという場合はこのアセトン臭であることが多いです。

アセトン臭対策としては運動などで代謝をあげたり、アルカリ性の食品をとることが有効とされます。

運動には向いていない場合がある

ケトン体が多いと運動はどうなのでしょう。

ケトン体を増やす健康法はアスリートが実践していたりもします。

ケトン体が運動に対してどのようなメリットがあるかは研究段階であるということがいえます。

ただ、ケトン体が体内に多いということは糖が不足している状態です。

糖が不足していると問題となるのは無酸素運動です。

有酸素運動においては糖が不足していても脂肪やケトン体が細胞内のミトコンドリアのTAC回路でエネルギーが生み出され続けます。

しかし、無酸素運動では、糖がエネルギーとして使われるので、糖不足では十分なパワーが発揮されないことがあります。

運動でケトン体を活かそうという場合は、ある程度の糖質制限は重要ですが、糖不足には注意する必要があります。

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