ケトン体の量が運動前と運動後でどのように変化していくのか

ケトジェニックなどでダイエット効果があると注目が集まるのがケトン体。

さて、ダイエットといえば運動ですが、ケトン体と運動にはどのような関係があるのでしょう。

運動前、運動後のケトン体に注目して、運動とケトン体について解説していきます。

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運動の前後でのケトン体

通常、ケトン体は血糖値が下がると肝臓で生成されるようになります。

運動後は、運動で糖を大量に使うのでケトン体が増えることがあります。

例えばフルマラソン。

42.195kmを走ると、体重やペースによっても変わりますが成人男性で2500kcalを消費すると言われます。

一方で、人間の体には糖が肝臓と筋肉に2000kcalが貯蔵されています。

運動前に糖を摂取していない場合、フルマラソンは糖をエネルギーとするだけでは感想は不可能です。

そのため、フルマラソンなどの有酸素運動では運動前に一定量の糖分を補給しておくことが大切です。

そこで人間の体は脂質をエネルギーとして利用するようになります。

筋肉は脂質をエネルギーとすることができますが、脳は脂質やタンパク質はエネルギーとしては利用できません。

そこで肝臓では脂質からケトン体が生成されます。

脳はケトン体であればエネルギーとすることができます。

運動するときのエネルギーは糖から順番に使われていくので、運動後は糖が少なくなっているのでケトン体が多く生成されています。

ケトジェニックでの運動と食事

ケトン体を体内に作り出し脂肪をエネルギーとすることでダイエットをするケトジェニックでは、糖質をかなり厳しく制限した食事を行います。

ケトジェニックダイエットでは、日常的に糖質不足の状態にして、脂質をケトン体として消費しようというダイエットです。

基本的には運動を同時には行いません。

食事制限をしたまま運動をすると、人間の体は筋肉を分解してエネルギーとしてしまいます。

筋肉量が減ってしまうと、せっかくケトン体メインの体質にしても体全体のエネルギー消費量が減ってしまうのでダイエット効果があがりにくくなります。

特に長時間エネルギーを継続的に利用する有酸素運動ではこの現象が起こりやすくなります。

有酸素運動では糖質制限をしていても、運動前に一定量の糖質を摂取しておいた方が脂質が上手くエネルギーとして利用できるという研究結果もあります。

運動後の筋肉減少を防ぐにはある程度の糖質摂取も必要となります。

糖尿病治療中の運動とケトン体

糖尿病ではインスリン効果を向上させるためにも運動は大切になります。

しかし、運動後はケトン体の値が上昇してしまうので、糖尿病性ケトアシドーシスに気をつけなければなりません。

基本的にはケトアシドーシスの治療中の場合は、運動は控えたほうがよくなります。

ケトアシドーシスではなくても、糖尿病の場合は運動後のケトン体の上昇には注意が必要です。

日頃からインスリン治療をしっかり行うことや、運動前に糖を摂取しておくこと、運動中の低血糖に備えて飴などの糖分を持って運動することなどが大切です。

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