ケトン体と高血糖はどういった関係があるのか

健康診断で糖尿病を発見する指針となるのが高血糖やケトン体です。

高血糖やケトン体は何が問題となるのでしょう。

高血糖や血液のケトン体濃度が高いことの問題について解説していきます。

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高血糖の問題

そもそも高血糖は何が問題なのでしょう。

血糖値が高い状態が続くと、まず問題となるのが高血圧です。

血糖値が高いと濃度を下げようと全体の血流量が増えて高血圧となります。

高血圧になると、今度は血管に負担がかかり、血管がボロボロになっていきます。

また、高血糖が続くと血液中の糖が他の物質と結合し悪玉物質を作ります。

この悪玉物質も血管を劣化させる原因となります。

その結果、脳梗塞や動脈硬化、神経障害などの合併症を引き起こすことになります。

高血糖は血管に関係する病気をはじめ、様々な病気の引き金となります。

高血糖は先天的な病気の場合もありますが、偏った食事や肥満、ストレスなどいわゆる生活習慣が原因となる場合が多々あります。

慢性的に高血糖状態が続くと糖尿病と診断されます。

高血糖なのにケトン体が作られる糖尿病

通常、高血糖状態になると、インスリンが分泌されます。

インスリンが分泌されると細胞が血液から糖を吸収してエネルギーとして活用します。

血糖値をあげるきっかけは成長ホルモンや甲状腺ホルモンなど様々なホルモンがありますが、血糖値を下げるホルモンはインスリンしかありません。

糖尿病ではこのインスリンに問題が起きます。

高血糖になると膵臓からインスリンが分泌されますが、糖尿病ではインスリンが分泌されなかったり、インスリンが分泌されても糖が細胞に吸収されずに血糖値が下がらないということが起こります。

その結果、肝臓には糖が届けられなくなります。

糖が届けられないと肝臓はタンパク質から糖を生み出すと同時にケトン体を生み出すようになります。

そこで健康診断ではケトン体の数値を調べて糖尿病の診断を行います。

低血糖こそ本来のケトン体の出番

ケトン体は健康診断などでは悪者のように扱われますが、本来は低血糖時に大切な働きをするものです。

ケトン体は低血糖時に肝臓で作られた糖と同じく全身を巡ってエネルギー源となります。

しかも、ケトン体は脂肪を原料として作られるので、ケトン体が増えるということは脂肪が減るということです。

これに目を付けたのが昨今のケトン体ダイエットです。

意図的に低血糖状態を作り出し、脂質をケトン体に変えていきます。

ケトン体が上手く生み出されるようになると、低血糖状態でもエネルギー不足とならずに普段の生活をキープすることが出来ます。

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