ケトン体の検査でひっかかったとき血液中で起きている現象とは

ケトン体の検査で陽性。

このとき、血液中ではどのようなことが起きているのでしょう。

ケトン体の検査結果と血液中で起きていることを解説していきます。

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健康体でのケトン体の検査陽性

特に持病はないのに、健康診断などでケトン体の陽性が出ることがあります。

この場合、真っ先に疑われるのは糖尿病で、血液検査などで血糖値などを詳細に調べる必要があります。

ただし、糖尿病と関係なくケトン体が現れることも多々あります。

考えられるのが飢餓状態です。

検査前日、忙しくて食事がろくにとれなかったなど、食事を抜いて空腹状態になると血液中にケトン体が増えるので、尿検査などでも陽性が出ることがあります。

また、糖質制限ダイエットなどをしててもケトン体は血液中に増えます。

さらに、運動後にも血糖値が下がり、ケトン体が増えることがあります。

ケトン体が検査で陽性となっても、それが必ずしも糖尿病とつながるわけではありません。

糖尿病とシックデイ

既に糖尿病が持病としてある場合は、検査でケトン体が陽性となると注意が必要です。

糖尿病治療中にもかかわらず、ケトン体が血液中に増えているということはインスリンが上手く機能していない可能性があります。

糖尿病中に血液中にケトン体が増えすぎるとケトアシドーシスとなる危険があります。

ケトアシドーシスは深刻な症状が出ることもあるので、糖尿病中にケトン体が検査で出た場合は、血液検査などで詳細に検査して経過を観察する必要があります。

糖尿病の場合、シックデイでケトン体が出始めることもあります。

シックデイとは糖尿病の人が感染症などにかかってしまうことです。

シックデイになると、食事が不規則になったりしてケトン体が増えることがあります。

シックデイの可能性があるときはケトン体に気をつけましょう。

妊娠中のケトン体

妊娠中の検査でもケトン体の陽性が出ることがあります。

特に妊娠初期、つわりが酷いときは食事が上手く摂れずに低血糖になりケトン体が出ることがあります。

つわりが酷く、ケトン体が陽性となった場合は妊娠悪阻と診断されることがあります。

妊娠悪阻は軽度であれば特に治療は行われませんが、重症化すると入院して点滴などで水分補給と栄養補給を行う必要があります。

妊娠中のケトン体陽性は体内の栄養不足が原因ですが、胎内の赤ちゃんには優先的に栄養が供給されるので、このことが即問題となることは少ないです。

それよりも、脱水症状に注意が必要です。

母体の脱水は胎児にも影響を与えることがあるので注意しましょう。

妊娠中のケトン体陽性は比較的あることですが、つわりが酷いなどが原因となっている場合は、早めの治療が大切です。

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