ケトン体が生成させるのはグリコーゲンが原因となる理由

ケトン体とグリコーゲンの間には切っても切れない関係があります。

ケトン体をダイエットなどに上手に取り入れるにはこの関係をよく知っておく必要があります。

ケトン体とグリコーゲンの関係について解説していきます。

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グリコーゲンとは

グリコーゲンは簡単に言うと、グルコース、ブドウ糖がたくさんつながって出来た物質です。

ブドウ糖がつながった物質としてはデンプンが有名です。

デンプンは植物中に含まれますが、グリコーゲンは動物の中に含まれるので、グリコーゲンのことを動物デンプンなどと呼んだりもします。

グリコーゲンもデンプンも酵素で分解されるとブドウ糖になります。

人間の体ではお米やイモ類、小麦類に含まれるデンプンを食べると、消化酵素によってブドウ糖になります。

ブドウ糖は筋肉や臓器のエネルギー源として利用されますが、当然、一度の食事で摂取したブドウ糖は余ってしまいます。

そこでグルコースです。

ブドウ糖をたくさんつなげてグルコースの形にすることで人体は糖質を貯蔵することができるようになります。

グルコースは体内に貯蔵できる糖質です。

ケトン体とグリコーゲンの関係

肝臓はグリコーゲンを自分の重さの約8%まで貯蔵できます。

一方で筋肉は自重の2%以下しか貯蔵できず、筋肉中のグリコーゲンは運動によく使われます。

肝臓のグリコーゲンは貯蔵量が筋肉よりも多いのでグリコーゲンを蓄えていない他の臓器でも使われます。

しかし、糖質制限などを行うと肝臓に貯蔵されているグリコーゲンは枯渇してしまいます。

肝臓ではグリコーゲンが枯渇すると、臓器や全身の糖質不足を補うために、タンパク質から糖質を生み出しはじめます。

タンパク質から糖質を生み出そうとすると、今度は脂質からエネルギーを生み出す代謝がうまく進まなくなるので、脂質をケトン体に変えようとする動きが始まります。

つまりグリコーゲンの枯渇がきっかけとなってケトン体が生み出されるのです。

ケトン体とグリコーゲンの効率

筋肉は、まずグリコーゲンからブドウ糖を作りエネルギーとします。

しかし、これ、エネルギー効率という面からいうと決して効率が高いとはいえません。

ブドウ糖1分子からは38個のATPしか作られません。

一方でケトン体や脂質からは129個のATPが作られます。

ATPとは人間の体でエネルギーを伝達する物質でATPがADPとなるときにエネルギーが生み出されて筋肉が収縮したりします。

ブドウ糖とケトン体と脂質でどちらが効率がいいかは一目瞭然ですね。

このことがアスリートにも注目されて、ケトン体を有効活用しようというケトジェニックなどという考え方が広まっています。

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