ケトン体は口の中から出てくる?ケトン体の種類について

ケトン体が体内に増えてくると、口の中から出てくるという話を聞いたりします。

そんな口の中から出てくるなんてことがあるのでしょうか。

そもそもケトン体とは何なのでしょう。

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ケトン体の種類とは

ケトンとは有機化合物の1種のことです。

有機化合物とは炭素を骨格に持つ化合物で、生物由来の化合物の多くが有機化合物となります。

ケトンはそんな有機化合物の中でも、炭素に酸素の二重結合があり、さらに炭素が結合した形をもつものです。

ケトン体は体内で作られるケトンの総称です。

一般的に人間の体で作られるケトン体には3種類あります。

人間はケトン体は糖が不足したときに肝臓で生成されます。

糖が体内に不足したとき、肝臓ではタンパク質から糖を生み出そうという糖新生という動きと、脂肪からケトン体を生み出そうという動きがはじまります。

作られた糖やケトン体はエネルギー源として全身に運ばれます。

ケトン体の使われ方

人間の体は、呼吸によって取り込んだ酸素を使い、脂質、糖質、タンパク質という3大栄養素をTAC回路で代謝させることによってエネルギーを生み出します。

糖質が不足した状態でも脂質やタンパク質があればTAC回路は回すことができるので筋肉などではエネルギーを生み出し使うことができます。

しかし、脳は違います。

脳の血管には血液脳関門という、脳に有害物質が入らないように血液から取り込める物質を制限する組織があります。

タンパク質や脂質は血液脳関門を通過することが出来ないので、脳では糖不足になるとエネルギーを使うことができません。

そこで肝臓では、タンパク質を糖に変えたり、ケトン体を生み出すようになります。

もちろん、肝臓で作られた糖は脳のエネルギーとして使われますが、ケトン体も脳に供給されます。

ケトン体は血液脳関門を通過できるので、脳のエネルギー源として使うことができます。

口の中から出てくるケトン体の正体

3種類あるケトン体のうち、口の中から出てくるのはアセトンです。

アセトンは体内で作られるだけでなく、工業的にも生産され、有機溶剤として使われたりもします。

身近なところではアセトンはマニュキュアをおとす除光液として使われます。

除光液をイメージするとわかるように、アセトンは高い揮発性があります。

体内でケトン体として生み出されたアセトンは血液などに溶けて体内を巡りますが、この揮発性によって呼気に混じって排出されます。

このような理由でケトン体が口の中から出てくるのです。

アセトンには果物の腐敗したような臭いがあります。

口の中からアセトンが出てくるとこの臭いがするようになります。

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