血液中のケトン体と血糖値の関係について

体内のケトン体の量は血糖値と深い関係があります。

ケトン体と血糖値の関係などについて解説していきます。

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血糖値とホルモンの関係

そもそも血糖値はどのように上下していくのでしょう。

血糖値は当然ですが食事によって上昇します。

食事によって上昇した血液中の糖質は、インスリンというホルモンの指令によって細胞内にとりこまれて、血糖値が下がっていきます。

血糖値の下降に関係するホルモンはインスリンが唯一の存在なので、インスリンに異常が生じると血糖値が上がりっぱなしになってしまい糖尿病などになる原因となります。

血糖値の上昇についても、食事という要因以外にホルモンが関係して上昇することがあります。

血糖値を上昇されるホルモンは成長ホルモンや甲状腺ホルモンなど、代謝に関係するホルモンがあります。

糖質は成長には欠かせない物質なのでホルモンと密接な関係があります。

血糖値の上げ下げ

血糖値を上げるホルモンが分泌された場合、血液中に流れ込む糖質はどこから出てくるのでしょう。

それは肝臓です。

肝臓には糖質がグリコーゲンという形で100gほど保存されています。

血糖値を上げるホルモンが分泌されると、肝臓は蓄えていたグリコーゲンをグルコース、ブドウ糖に戻して血液中に流すことで血糖値をあげます。

グリコーゲンは全身の筋肉にも貯蔵されていますが、筋肉にはグリコーゲンをグルコースにまでもどす酵素が不足しているので、血糖値を上げる場合には使えません。

血糖値の上げ下げには肝臓が密接に関係しています。

血糖値とケトン体の関係

さて、血糖値をあげるには肝臓のグルコースが使われるということがわかりました。

しかし、肝臓に貯蔵されているグルコースは100gほどです。

これは人間が1日に必要とする糖質に比べると全く足りません。

糖質制限などで、糖質を食事から摂取しない場合、肝臓は足りない糖質を補充しようとします。

まずはグルコースを使いますが、グルコースが少なくなってくると肝臓はタンパク質から糖を生み出します。

また、このとき、通常エネルギーを生み出しているTAC回路と呼ばれる代謝経路がうまく回らなくなるので、余ったエネルギー源からケトン体が生み出されるようになります。

ケトン体と血糖値にはこういった関係があります。

ケトン体は、糖質や脂質、タンパク質と同じ様にTAC回路でエネルギー源となることができます。

さらに、ケトン体は糖質しかエネルギー源に出来ない脳でもエネルギー源とすることができます。

低血糖状態で活躍するのが肝臓と、ケトン体です。

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